自宅が一番安全との思いは高リスク

 

部外者から自分の資産を守る

 

 

『昼間』『私しかいないとき・相談できる身内がいないとき』を狙ってきます。

 

 

■電話がかかってくる

 

﹅息子を騙ったオレオレ詐欺

 

﹅銀行員を装い「このままだと銀行の口座が使えなくなるので至急入金してください」

 

﹅区の職員になりすまし「いまから未納分を自宅へ徴収に伺います」

 

 

■突然の訪問

 

﹅「近隣の水道工事を担当していますXX会社と申します。すべてのお宅に無料点検実施...」などを謳いながら上がりこみ、このままではすぐに使えなくなると脅し、仕方なく工事を承諾→高額請求される。

 

﹅運用資金の持ち逃げ
「株式投資で老後の資金が倍になります」
「マンションファンド購入書類を書くだけで超低リスク高額配当」
などと謳い、はじめは儲けさせ追加入金後連絡先不通となる。
SNS詐欺は携帯スマートフォン(ライン)で流行中ではありますが、個人宅のデータベースが売買されており、高齢者に被害がでているのも事実です。

 

ある日突然訪問され、1人で対応した結果騙されてしまうケースが非常に多い現状です。
すぐに対応せず、まず疑ってください。

 

 

 

 

部屋の家具の危険性

 

タンス・食器棚は重量がトータル数十キロ以上におよぶこともあります。大地震が起きれば倒れるだけならまだしも、飛んでくるといっても過言ではありません。

 

過去に起きた数々の大震災では、寝ていた高齢者が倒れた大型家具などの下敷きになり、多くの方の命が失われました。

 

また、大けがを負い、今後の生活に重大な支障が出るようになった方もいます。

 

寝室に背の高い家具がある場合、移動するか使用していないものは処分をおすすめします。

 

ご自宅に歩けるスペースが少ないなども、躓いたりの危険性が伴います。

 

 

 

リビングにある食器棚が危険

 

この棚は重量が100kg超えていると思われます。

 

まず上部を見てください。

 

このような安全棒でいざ大地震がきたら支えられるでしょうか。

 

職員が確認したところ、かなりグラついていました。

 

なんと東日本大震災発生時に設置した後、メンテナンスをせず、いままでまったく気づかなかったそうです。

 

いずれにしても軽いプラスティックの安全棒2本でこんなに重い家具を支えられるとは考えられず、また、大地震の際は入っている食器は放り出されると推定されます。

 

この棚の前に重厚で大きなテーブルがあり、そこで毎日食事をしたりくつろいでいるとのこと。いざ地震がきたら圧死するかもしれません。

 

購入時数十万円した家具ということもあり手放したくはない。

 

しかし、自宅内のほかの場所へ移動することはどうしても難しい、残念ですが命に代えられないので手放す決意を示しました。

 

不用品回収業者に見積を依頼したところ、無料で処分するが、3万円の搬出輸送費が必要でした。

 

それは高いとのお考えから、行政の粗大ごみ回収を依頼しました。

 

粗大ゴミ回収の申し込みをして、回収日まで10日かかるとのこと。

 

その日まで何も起きなければいいのですが...。

 

ほかにも、寝室にあったタンスの上に乗っている仏壇も危ないかな...。

 

就寝時、頭部に落ちてくる可能性もあったため同時に回収を依頼、費用はわずか『有料粗大ごみ処理券合計3,200円』でした。

 

 

 

 

※後談:事前に棚の窓ガラスを外し、新聞紙にくるむ。当日はマンション居住者の出入りの少ない時間帯17:00-17:30を選び、分解した棚を4回に分けて搬出。全体作業1時間弱で完了。(作業職員2名)

 

この棚縦3つの組み合わせ構成なのですが、乗せているだけでいずれもネジで固定されていませんでした。(ll゚Д゚)

 

 

 

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