昔からある手口ですが、今もなお被害が多い定番の手口です。市役所や税務署、年金事務所の職員を名乗り、「医療費(または保険料・税金)の還付金(払い戻し)があります」「今日が手続きの締め切りです」と電話がかかってきます。「手続きのために、今すぐ携帯電話を持って近くのスーパーやコンビニのATMへ行ってください」と指示されます。指示通りにATMを操作させ、「お金を受け取る手続き」と思わせて、実際には犯人の口座へお金を振り込ませる手口です。

息子娘孫を騙ったオレオレ詐欺がまだ流行中です。知らない番号から架かってきて出てみれば、携帯が水没して使えなくなった、友達の携帯を借りて電話している。風邪をひいているから声が変に聞こえるかも知れないけれど本当に私だから...。今すぐATMに行って友達の口座に振り込んでくれる?ピンチだから助けてと、とにかくATMに行くよう急がせる。
有名人を騙るSNS型投資詐欺。スマートフォンでニュースやSNSを見ている際、著名な経済アナリストやタレントの写真を使った「絶対に儲かる投資教室」といった広告が表示されます。クリックするとLINEグループに誘導され、偽の投資アプリをダウンロードさせられて、アシスタントと称する人物に高額な投資金を振り込ませます。最初はアプリ上で「利益が出ている」ように見せかけるため、信じ込んで老後資金をすべてつぎ込んでしまうケースが後を絶ちません。

クレジットカードが不正利用される事件は増える一方です。不審なメールが届いたら開いてはいけない、とよく言われますが最近は、手口が巧妙で本物か偽物か判別しにくくなってきています。ただ判別しなくても、クレジットカード番号の入力を、促す画面が表示されるのなら疑って間違いないでしょう。少しでも怪しければ先に進まず、家族に相談してください。

警察を騙るキャッシュカード盗すり替え詐欺。言葉巧みに安心させ、自宅までカードを盗みに来る手口です。警察官や銀行協会、大手百貨店の職員を名乗り、「あなたのキャッシュカードが不正に利用されている」「口座を止めるのでカードを取り替える必要がある」と電話があります。その後、自宅に「偽の警察官や銀行員」が訪問してきます。カードを封筒に入れさせ、「封印をするので印鑑を持ってきてください」などと言って目を離した隙に、あらかじめ用意していた別のポイントカードなどが入った封筒とすり替えて盗み出します。
悪質な実店舗型の手口です。突然自宅を訪問し、「親切なアドバイス」を装って自宅に上がり込む、不安を煽って契約を迫る手口です。近所で工事をしていて、お宅の屋根の瓦がズレているのが見えた」「無料で排水管の点検をしている」と突然やってきます。床下や屋根に上がり込み、わざと自分で壊したり古い写真を見せたりして「今すぐ直さないと大変なことになる」と不安を煽り、高額な工事契約を迫ります。また、家の中に上がることで「資産状況や間取り、ひとり暮らしであること」を確認する強盗の下見を兼ねているケースもあり、非常に危険です。

近い将来、年金制度は崩壊する。未公開株・ファンド投資をすれば老後の資金が倍になります。書類に署名捺印だけで低リスク高配当などと謳い、はじめは儲けさせ、追加入金後連絡が取れなくなるなど運用資金の持ち逃げ詐欺が増加傾向にあります。

ある日着物フェアのはがきが届く。「京都から巧な職人が来ている。間違いない品。買うなら今がチャンス。」90万円の着物を勧められ、試着だけでもと。結局勧誘は長時間に渡り契約するまで着替えさせてくれない。3人の店員に囲まれ、しつこい営業トークで買うと契約するまで帰れないという囲い込み商法のケース。以前野菜をプレゼントされたからいい人たちだと思ったとのこと。購入契約をしてしまったが、クーリングオフ期間中であったためキャンセルで落着。(普段使用しないのに将来結婚式で使うかもという理由で購入したとのこと。)

●強引な押し買い「訪問買取」: 「不用品を何でも買い取る」と言って家に入り込み、ターゲットの貴金属や着物を不当に安い価格で強引に持ち去ってしまう。
【実店舗でもとんでもない実態。】よく行くスーパーの1F入口付近に出張貴金属買取業者が来ているので、家に眠っていた金の指輪(24K)の買取査定をしてもらった。グラム12,100円で買い取るとのこと。金はいま結構値上がっているはず...と思い持ち帰った。後日、地方に住む娘が遊びに来た際に相談、大手有名貴金属店に聞いてみるよう言われ、結果グラム22,900円で査定された。加工品の買取額は低くなると言われた。実際のところ出張買取業者や訪問買取業者の多くは35%-40%の手数料が相場のようです。よくある『今なら20%UP買取キャンペーン』にも注意してください。
●電話勧誘<投資・副業・インフラ切り替え> 「絶対に儲かる」「電気代が必ず安くなる」と、言葉巧みに契約を急がせる。
NTT〇〇という紛らわしい社名で名乗ってくるしつこい営業電話。実はNTTではなく代理店です。光回線加入促進でかかってくる電話がこの手のタイプです。トークスクリプトは「現在お客さまご利用中の電話回線がまだ光回線切替え工事がお済みでないためキャンペーンが適用できない状態にあります」「無料でこのままお手続きが完了します。お安くなることに問題はありませんよね。」と巧妙です。
ポストに投函されたチラシに「町内で決定したため近隣のネットインフラ工事を行う」日時も記載あり。この時間帯から希望を選び連絡してくださいとのこと。強制ではないことを営業で訪れた人から聴取で判明。即座にお断りした。

知り合って間もないのに、過剰な好意を示してくるのは詐欺の典型です。お金の話(投資の勧誘、トラブルの解決金、渡航費の要求)が出てきていないか?「絶対に儲かる」「二人の将来のため」「荷物が税関で止まってお金が必要」などはすべて嘘です。

写真や動画はネット上の他人のものを悪用しているため、リアルタイムの顔見せを嫌がります。
パートナーを亡くされた方や、ひとり暮らしの寂しさを抱えているところに、優しく熱心なメッセージが届くことで心の隙間を埋められてしまいます。
「インターネットの向こうの相手が、偽のプロフィール(軍人、医師、投資家など)を使っているかもしれない」という警戒心が薄れがちです。
親密になった後、「二人の将来(結婚や同居)の貯蓄のために、いい投資がある」と、暗号資産(仮想通貨)や偽の投資サイトにお金を振り込ませる手口が定着しています。

【鉄則1】きっぱり断る・家に入れない: 興味がないものは「いりません」とはっきり断る。訪問者はインターホン越しに対応し、絶対にドアを開けない。
【鉄則2】その場で「即決」せず、名刺をもらう: 「今だけのチャンス」と言われても絶対にその場でサインや支払いをしない。「家族(またはケアマネジャー)に相談する」と伝え、会社名と担当者名がわかる名刺だけをもらう。
【鉄則3】少しでも怪しい・困ったときはすぐに相談。一人で抱え込まず、家族や信頼できる周囲の人、または公的窓口にすぐに連絡する。

●事業者の「名前」を必ず確認: 普段利用している介護事業所や、役所の職員を名乗る訪問・電話があっても、鵜呑みにせず必ず所属と名前を確認する。
●事前に聞いていない訪問は対応しない: ケアマネジャーや職員の訪問は必ず予定が決まっているはずです。予定外の訪問は、一度事業所に確認の電話を入れる。
万が一、強引に契約させられてしまった後のレスキュー情報です。
クーリング・オフ制度の活用: 訪問販売や訪問買取は、一定期間内であれば無条件で契約を解除できる仕組みがあることを知っておく。
相談窓口の連絡先一覧
消費者ホットライン:「188(いやや)」(局番なし)
警察の相談専用ダイヤル:「#9110」